円形テーブルの魅力。

円形テーブルの魅力。

Dec 25、2022岩﨑敬太

”ラウンドテーブルの魅力とは。”

ラウンドテーブルや楕円テーブル、最近とても人気でヴィンテージ、新品問わず展示には力を入れています。

ラウンドテーブルの魅力は僕が思うにいくつかあって、建物とか家具とか建具とか、基本的には四角のものが多いと思います。要は角が立っている。無意識に緊張感があるのではないかという気がします。その中にポンと丸テーブルを置いた時に機微の化学反応が対比としてあって”そんなに張りつめてがんばらなくていいよ”と言ってくれているような気がするのではないかと。それが1つ目。

2つ目は座る位置による距離感の変化。場合によって相手の正面に座ったり視線がぶつからない位置に座ったり。コミュニケーションの質や状況、相手に合わせて距離感を変えることができるのは意外と大きいと思います。

3つ目は単純に図形として美しいこと。四角は縦横の比率によって色々な四角があるけれど円は円。唯一無二で完成された普遍的な形。また、曲線は自然を想起させ家が外部(例えば椅子に座った時に窓から見えるお庭の風景)とリンクしてくれるという効果があるように思います。

四角のテーブルと比べるとラウンドテーブルは一般的とは言えないかもしれませんがテーブルをご検討の方、一度ラウンドテーブルにも目を向けていただけるとどんな暮らしがしたいかの発見があるかもしれません。

 

”ご新築、リノベのラウンドテーブルはちょっと注意が必要。”

収まりとしては天板直径に椅子の出し引きで60cmが必要かと思います。このテーブルの場合4人用とするならば115+60+60=直径235cmですね。この数字はお家の設計の際にラウンドテーブルをご検討ならしっかり打ち合わせをされた方が良いと思います。特にキッチンの真横にテーブルを置くという間取りの場合ラウンドテーブルだとスペースが厳しいことがあります。またペンダントランプを下げるなら天板の中心に持っていきたいのでライティングレール仕様にしない場合は電気工事より先にテーブルの直径を決める必要があります。

基本的にはお家の設計士さんがしっかり見通してくれるとは思いますが家が先、家具が後、という選び方ですと理想の暮らしを作れない場合がありますので、空間の設計と家具選びはできれば同時進行をお勧めしています。

ちょっと難しいお話になってしまいましたが迷われている点などあればぜひ店頭でお声がけください。喜んでアドバイスをさせていただきます。

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